、
その名の通り、陸上では自動車(観光バス)として、⽔上では船として1台で陸上も水上も移動できる特殊⾞両です。 観光資源の活性化を目的としての利用や防災としての活用の可能性などにも注目が集まり、国内外から注目を集めています。近年では、個人所有としてのニーズも増えつつあります。 日本では⽔上を⾛行する場合、法律上の舶として扱われるため、船としての検査も何度も試験を繰り返し、その性能がこの度認めれました。
これまでの⽔陸両用車は元々が軍事目的で製造されてきた車両のため、乗り心地などは良いとは⾔えるものではありませんでした。これらの点にも配慮して改良を加えることで、車としての乗り心地・操作性・安全性を確保しつつ、⽔陸両用に対応した車両を企画しました。
V字形の船体は、安定して水上を運行するために水を切るように設計されており、⽇本車をベース車両として採用しシャーシやステアリングは最大限活用することによりバスとしての乗り心地や安全性を残したまま船舶として対応しています。
簡単なメンテナンス、ローバック、パッド付きのビニールシー トは当社が企画する⽔陸両用バスの標準仕様です。エンジン周りのメンテナンス・毎日の運行ための整備がしやすいように船体内部にも人が入り込めるように設計しております。
座席シートは日本の新幹線などにも採用されている座席シートを取り付け、安全面にも十分に配慮して設計しております。
運⾏対象となるレギュレーション(法律)に合うような設計も可能です。まずはお問い合わせください。
⾞両 | 船舶 |
---|---|
全長: 11.49 幅: 2.48 ⾼さ: 3m48cm 総重量: 11トン 総トン数: 5トン未満 |
船の種類: 小型船舶 用途: 旅客船 構造: 無甲板船 材質: アルミニウム 定員: 旅客 40名 乗組員 2名 船舶エンジン: ⽔冷ディーゼルエンジン(ヤンマー製) 出⼒: 134kW ×3101min-1 |
⽇本の法令や厳しい基準をクリアするために特別の仕様を標準仕様に追加した⾞両です。
⽇本製の車両としての安全性をそのまま活かすために、⾞両のシャーシは50%以上を残して製造することで安全性・強度などを十分確保しております。
製造・材料・溶接技術など性能・安全に関わる全ての試験を終え、運輸局及び政府機関立会検査の実施のもと製造した車両です。
操舵、係船及び揚錨 | 救命胴衣⼜は救命クッション |
---|---|
係船索 : 18m x 2本 アンカー及びアンカー索 救命設備 : 42⼈分 (小型船舶用) |
浮環又は浮輪 : 1 (小型船舶用) 信号紅炎 |
消防設備 | 航海用具 |
消火器 : 1 (平⽔区域/⼩型船舶で下記を備えるため、1とする) ⾚バケツ : 1 自動拡散型消火器 : 2 あかくみ及びバケツ : 各1個 (ビルジポンプを有するが、油分排出を懸念し陸上での排水のみに使⽤) |
号鐘 : 不要 (全長20m未満のため不要) マスト灯 : 第2種白灯 停泊灯 : 不要 (全長12m未満のため不要) 船尾灯 : 不要 (全長12m未満のため不要) 舷灯 : 第2種舷灯 (紅)(緑)一対 紅灯 : 不要 (全長12m未満のため不要) 黒色球形象物 : 1 汽笛 : 拡声器 x 1 (船舶用代5種汽笛) |
お打ち合わせにより下記の追加オプションなど自由なカスタマイズ対応が可能です。
予定される陸路や航路の旅客車両とする場合の許可申請手続きなどもオプションにて当社にて代行可能です。
納車後のメンテナンスや整備、車検なども当社にてしっかりと対応いたします